団体で温泉に出かける前には、人気の高い温泉地を知っておきたいところです。関東発の人気温泉地は、1位が草津温泉、2位が伊香保温泉、3位が鬼怒川温泉の順位となっています。(当社調べ)草津温泉は、日本一の湧出量を誇ること。源泉は100ヶ所を越えることなどが、団体客からも支持されているようです。
伊香保温泉は、関東屈指の名湯として知られています。1900年もの歴史を誇る名湯に、一度は仲間と一緒に浸かっておきたいところです。
一方、出発地が関西のケースでは、1位が有馬温泉、2位が下呂温泉、3位が城崎温泉とランク付けされています。有馬温泉は、誰もが知る伝統の名湯です。有馬温泉、城崎温泉と兵庫県にあるため、近場でアクセスも良いことも要因となっているようです。2位の下呂温泉では、飛騨牛や鮎やアマゴ、高原野菜の産地なので、グルメも楽しめます。
温泉地ランキングの詳細については、以下の表4、5をご覧ください。
1位 | 草津温泉 |
2位 | 伊香保温泉 |
3位 | 鬼怒川温泉 |
4位 | 石和温泉 |
5位 | 箱根温泉 |
1位 | 有馬温泉 |
2位 | 下呂温泉 |
3位 | 城崎温泉 |
4位 | 黒川温泉 |
5位 | 道後温泉 |
(2008年10月、当社調べ)
温泉を満喫するには、旅館が団体旅行者に向いてることが前提です。そのため、旅館選びも重要になってきます。
温泉旅館には、いくつかポイントがあります。まず、団体で入れる大浴場の大きさが広いこと。個人旅行と違い、他の団体客と同時に宿泊することもあるので、浴槽が広く、露天風呂が大きめの旅館が望ましいでしょう。
2つ目に、アクティビティー施設までの距離です。旅館から遠い場所に体育館やゴルフ場、テニスコートがあると、時間を浪費してしまうことになり兼ねません。せっかくの旅行を無駄にしないためにも、ホテルの敷地内やなるべく近場にアクティビティー施設やグラウンドがあった方が適切です。
3つ目に、部屋数と宴会場の設備です。部屋数が少なければ、混雑する時期の予約も大変ですし、人数の増減があった場合の対処に困ります。宴会場は、カラオケが付いていたり、2次会会場用のカラオケルームが完備されているホテルを選びたいところ。急に予定が変更になったケースでも、色々と融通が利くためです。
このように、団体旅行では、宴会にゴルフに、楽しめる空間が用意されているホテルや旅館を選んだ方が良いでしょう。幹事さんとして、あらゆる問題が起こることを念頭に置きましょう。